施設からのニュース
あかぼこ山 2002年10月1日号

2019.08.15
あかぼこ山 76号

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1)熱中症にご注意を!
「熱中症 イラス...」の画像検索結果 7/29に気象庁が関東甲信地方の梅雨明けを発表しました。昨年に比べると30日遅い梅雨明けとのことです。梅雨明けに伴い、今後ますます暑さが増していくことが予想されます。そのような中で気を付けなければならないのが「熱中症」です。運動や作業をすると私たちのからだの中で熱が生まれます。ただし、人間のからだには体温調節機能が備わっているため、体温が上がり過ぎたときには、自律神経の働きによって末梢の血管が拡張し、皮膚に多くの血液が流れ込むことで熱をからだの外に放出します。同時に、体温が上がったら汗をかき、その汗が蒸発するときにからだの表面から熱を奪うことで、上がった体温を下げようと働きます。

ところが、あまりに暑い環境に長くいると、体温調節機能が乱れて体外への熱の放出ができなくなり、体内に熱がこもって体温が上昇します。また、急激に大量の汗をかくと、体内の水分と塩分が失われ、体液のバランスが崩れてしまいます。それが筋肉や血流、神経などからだのさまざまな部分に影響をおよぼすと、けいれんやめまい、失神、頭痛、吐き気といった熱中症の症状があらわれます。

熱中症を予防するには、イオン(電解質)を含んだ飲料を飲むことが重要になります。身体にはイオンと水分を一定のバランスに保つ働きがあり、バランスが崩れることによりめまいや吐き気といった症状が出現します。熱中症は、軽い症状から命にかかわる重症なものまで、段階的にいくつかの症状がみられます。

軽いものでは、立ちあがったときなどにクラッとする立ちくらみや、呼吸や脈が速くなる、くちびるのしびれなどがあらわれることがあります。また、大量の汗をかいて体内の水分と塩分が不足すると、足や腕、腹などの筋肉に痛みを伴うけいれんが起こることがあります。ほかにも、脱水症状によってだるさ、頭痛、めまい、吐き気などの症状が見られることも。さらに症状が進むと、40度以上の高熱、意識障害、けいれん、異常行動などを起こすことがあります。脳内の温度が上昇することで中枢神経に異常が起こり、からだのさまざまな臓器に障害が出て、命を落とすこともある危険な状態です。

夏の飲み物の定番である麦茶も熱中症対策には有効とのことですが、少しだけ塩を入れるとさらに効果があるようです。
また、市販のイオンドリンクなども身体の水とイオンのバランスを整える上で効果が期待できます。

 梅雨明けの発表直後から各地で猛暑日が記録されています。
皆様も適切に水分補給を行うことで、体調には十分に注意していただき、厳しい夏を乗り切っていきましょう!

 

2)職場体験事業について
「職場体験 イラ...」の画像検索結果  東京都福祉人材センターが行っている職場体験事業に、当施設も受け入れ施設として登録を行っております。この事業は、介護の仕事に関心のある方に、実際に介護施設や事業所で現場を体験して頂くこと、介護サービスや業務内容の理解を深めると共に、自分の適性や職場の雰囲気を見ることによって、ミスマッチを防止し、福祉・介護職場への定着を図ることを目的としています。対象となるのは、東京都内で介護業務への就労を希望する学生(中学生以下は対象外)、既卒者、主婦、元気高齢者、離職者、離職者、就業者となっています。今年度は6月に2名の学生さんの受け入れを行いました。とてもやる気のある方々で、こちらも初心を思い出すような気持ちになり、こちら側も勉強させていただきました!

この体験事業に参加することで、人材センターの実施する無料の初任者研修に申込みができるようになります。介護に興味があるけど何から始めれば良いのかわからない、という方にはおすすめですので、ご興味のある方は東京都福祉人材センターのホームページから申込みを行って下さい。ちなみに学生の方は体験終了後、「介護職員初任者研修資格取得支援事業」に受講申し込みをする際に、学校からの推薦が必要になるとのことですので、あらかじめ教員の先生に体験予定であることをお伝えください。

 

3)高校生職場体験について

 毎年当施設では、近隣中学校・高校の生徒さんを体験学習として受け入れさせて頂いております。7月には青梅市の多摩高校の生徒さん3名が2日間来ていただきました。活動中は御入居者様に昔のお話をお伺いされたり、日の出モールに一緒に付き添ったりと、楽しみながらも仕事というものがどういったものであるのかを学ばれておりました。皆さん1年生の生徒さん達でしたので、将来のお話を伺ったりもしましたが、まだ具体期には決めかねているようでした。ただ、職場体験をしたことで、社会へ出る事の大変さを知ることが出来たと同時に、少しでも福祉業界に興味を持っていただけたのではないかと思います。

 福祉の業界も人材の枯渇が叫ばれている中、こういった体験学習を経て、福祉に携わる方が多くなってくれると嬉しいですね!

「流しそうめん ...」の画像検索結果4)「すぺーすまゆだま」の活動

 子供たちの家庭でもない、学校でもない、第3の居場所づくりとして、こども食堂「すぺーすまゆだま」を開設し、無料もしくは安価な価格で食事と居場所を提供するとともに、学習支援員による勉強の補習や相談を受け、心と体の健全な育成を図っています。

また、地域の交流サロンとして、毎週火曜日17時30分~19時、地域の皆様を対象にまゆだま食堂(誰でも食堂)を開設しています。地域の方々にリーズナブルな価格で御食事を召し上がって頂きながら、交流の場としてもお役立て出来たらと考えております。また、空いている時間と部屋については、地域の高齢者や住民の方々に無料で利用して頂いております。普段は近隣の老人会や各種団体の方々が利用して下さったり、お子さん達もディズニーの映画を観たりと楽しまれています。

 梅雨明けされたこともあり、7月末には、まゆだまでは日本伝統の夏の風物詩である「流しそうめん」を行いました。多くの子供たちが参加されましたが、中には初めて流しそうめんを体験した子供さんも居り、大変喜ばれておりました。さらには手作りのおいなりさんもご提供し、お腹いっぱいで動けないお子さんもちらほら・・・(^^)今度はバーベキューやピザ作りも企画しますので、楽しい時間を過ごしましょう!



 

 

   ★☆まゆだまの今後の予定です☆★

/23 スイカ割

9月未定  お月見

10/26 ハロウィン

12月未定 クリスマス会 

※その他にもイベントが盛りだくさん!興味のある方は是非ご参加ください!

<0428-23-6233 担当:島田>

 

5)下長淵盆踊り

今年も、鹿島玉川神社にて行われた盆踊りに施設の利用者様数名と共にお邪魔させていただきました。女性の利用者様の中には「私も昔は踊りをやっていたのよ。」と話される方もおり、踊られている方の動きを見て、ご自身も手を動かされて楽しまれていました。また、利用者様と職員用に焼きそばの差し入れを頂き、利用者様の中にはあっという間に1パックを空にされていた方もいらっしゃいました。利用者様の中には、盆踊りよりも食べるものの方を楽しみに来られていたお客様もいらっしゃったようです(笑)。

祭りの雰囲気なのか、野外で食べる焼きそばの方が不思議と美味しく感じます。職員の分までご用意いただきましてありがとうございました。当施設の利用者の皆様は外に出て地域の方々と触れ合うという機会はそれほど多くないので、今後もこういった機会を利用させていただき、利用者様が地域の方と交流できる機会を多く作っていければと思っております。また、施設として、地域活動などでお手伝いが出来る際には積極的に参加させていただければと考えておりますので、今後ともよろしくお願い致します。

 

6)大規模修繕に伴うご迷惑につきまして

 当施設も開設33年を迎え、施設内外で老朽化している部分もあり、数年前より大規模修繕の計画を行ってきました。今年の4月より大規模修繕が開始されまして、現段階では、事務所周辺や面会室などの着工に入っております。地域の皆様におかれましては、大規模修繕に伴う工事の騒音などでご迷惑をおかけしていることと存じます。今年いっぱいの工期になるのではないかと思いますが、皆様のご理解のほどをよろしくお願いいたします。

今後は、御入居者様の生活されております居室、浴室、食堂を行っていきますが、以前に比べてより施設が綺麗になるので、職員・御入居者様楽しみにしています。完成いたしましたら是非、ご見学にお越しください!